どこにも書いていないことがあって、電源ラインの影響をものすごく受ける。
LUXMANの純A級アンプってあるのよ。普通のアナログアンプはAB級が多いと聞くが、純A級というのは、以下のような特徴があるらしくて、波形がきれいなのよね。自分の所有していた機種は、サイトから消えているので、後継機種に同じような説明がある。
少し、LUMANサイトから引用。
「波形の上側と下側を別々のトランジスターで増幅するB級動作と比較して、純A級では両方の素子が完全な波形増幅を行なうためにクロスオーバー歪みが発生しません。その代償として発熱の増加や電力消費が挙げられますが、純A級ならではの上質なサウンドは何ものにも代え難い魅力です。」

(引用ここまで)
ただ、音量に関わらずフルパワー分のアイドリング電流を流し続けていることにより、常時最大の電力を使うので、消費電力が多いこと(後継機種の、L-550AⅡでは190W(無信号時))と、発熱が多い。
自分が一時、所有していたのは、2005年にLUXMANの創業80周年記念モデルとして発売された、純A級プリメインアンプL-550Aで、安価な方だったが(26万円くらいだったか、上位機種はもっと高額)、出力は20W+20W/ 8Ωしかないのに、音量はそれで十分なのよ。これ、なかなか音の粒子が細かくて、非常に滑らかで、濃密な音がする。その分、ジャズの表現はすごかったね。でも、安価な方だったせいか、ナローレンジで、スピーカーから出てくる音が顔の前に集中するという一種、暑苦しい部分のある面白いアンプだった。
純A級だから音がいいかはわからないが、この発熱と最大電流を常時流すことへの耐久性のある回路と部品を使わないといけないので、普通のAB級より、回路と部品に金がかかっているので音がいいのかな、と思ったりする。
ただ、どこにも書いていないことがあって、この純A級アンプは、電源ラインの影響をものすごく受ける。例えば、近くで工事をしている、風が強い、暴風雨である、そういう日は音が悪くなる。昼間よりも夜間のほうが、平日よりも土日の方が音が良い。住んでいる市内には工業地帯もあるし、団地の建て替え中だったりしたからね。
つまり、コンセントから電気に乗ってノイズが入ってくると言うか、そもそも電流の波形が一部、崩れているのだと思うが、その影響をものすごく受ける、ある意味デリケートすぎるアンプだった。
それでわかったのよ、電源タップやラインケーブルで音が変わることは知っていたが、電源ケーブルで音が変わる。
それで使いにくくなって、同じLUXMANの、普通のAB級の少し安いL-505Uに買い替えたのだが、電源ラインの影響は受けにくくなった分、純A級アンプに比べたら、フツーの音になったなぁ。

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