亡き王女のためのパヴァーヌ ~ラヴェル:ピアノ・ソロ作品集 ベルトラン・シャマユ

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素晴らしいラヴェルのピアノ独奏曲の演奏

自分はラヴェルのピアノ独奏曲は、古いですがペルル・ミュテルのように音楽に意味がある演奏か、もしくは、ガラスのように硬質な響きの演奏が好きです。結構売れているモニク・アースの演奏だと、響きが少し柔らかく、録音も含めて、自分には少し物足りない。

そこで、思いつきで購入したこのベルトラン・シャマユの演奏は、キラキラ光るような少し硬質の演奏です。それにきちんと意味が乗ってきます。素晴らしい。

CD2枚組ですが、CD1の「水の戯れ」「海原の小舟」、この2曲を聴いただけでも、この人のものすごい表現力がわかります。これは誰にでもできる、という演奏ではない。

CD2の「夜のガスパール」では、3曲目の「スカルボ」が特に素晴らしい。

「亡き王女のためのパヴァーヌ」などの落ち着いた曲目の演奏は水準という感じがするのですが、特に、演奏が困難で、動きのある楽曲で、ベルトラン・シャマユの持ち味が発揮され、高水準な演奏が披露できるのだと思います。技巧派のピアニストですね。ヘッドフォンで聴いていると、まるで彼が弾いているピアノの鍵盤が見えるようです。

ラヴェルのピアノ独奏曲の名演奏、名録音だと思います。

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