小泉進次郎には、だまされるな。
よく、TVの通販の健康食品のCMなどで、「人生100年時代」と耳にするが、日本人の平均寿命は90歳にも満たない(日本人の平均寿命は、男性が81.35歳、女性が87.33歳)のに、いきなり100歳という数字が出て来るのはなぜなのか?
世界との比較では、女性は41年連続で世界1位(87.33歳)、男性は世界7位(81.35歳)。
一方、健康寿命というものがある。健康寿命とは、日常生活に制限なく自立して生活できる期間を指す。平均寿命から「健康上の問題で介護や支援が必要な期間」を除いた期間であり、生活の質(QOL)を重視した指標だ。日本では厚生労働省が国民生活基礎調査と人口統計をもとに「サリバン法」を用いて算出している。
最新の統計(2022年)では、日本人の健康寿命は男性72.57歳、女性75.45歳で、平均寿命との差は男性約8.5年、女性約11.6年。
男性:健康寿命72.57歳、平均寿命81.05歳、不健康期間8.49年
女性:健康寿命75.45歳、平均寿命87.09歳、不健康期間11.63年
健康に生きられるのは、せいぜい75歳位まで。それが人生100年時代だって?
Wikipediaから引用。
「人生100年時代は、ロンドン・ビジネス・スクール教授のリンダ・グラットンとアンドリュー・スコット(英語版)が『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)100年時代の人生戦略』(東洋経済新報社)で提唱した言葉。
寿命の長期化によって先進国の2007年生まれの2人に1人が103歳まで生きる「人生100年時代」が到来するとし、100年間生きることを前提とした人生設計の必要性を論じている。
日本では『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)100年時代の人生戦略』(東洋経済新報社)発売以降、各種報道機関で取り上げられはじめ、本の発売と同時期に小泉進次郎が使用したことで広く浸透した。」(引用ここまで)
ふーん、2007年生まれの2人に1人が103歳まで生きる、って明らかなうそでしょ? どうせバレねぇもんな。わかるのは、2107年過ぎであり、提唱したロンドン・ビジネス・スクール教授のリンダ・グラットンとアンドリュー・スコットも、もうとっくに死んでるもんな。だから、これ100%うそ情報です。
よくこんなバカげた情報に、小泉進次郎が乗ったものだ。首相官邸で2017年9月に、安倍首相を議長とする「人生100年時代構想会議」が発足したのも笑える。2021年(令和3年)11月12日に、岸田内閣は内閣官房の人生100年時代構想推進室を廃止した。これも笑える。たった4年だったわけね。自民党って馬鹿じゃねぇのか? こんなうそ情報に乗せられて?
「E-RETIRE 会社を辞めるあなたへ」ブログより引用。
「「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」の発売と同時期に、自由民主党所属の小泉進次郎衆議院議員が「人生100年時代の社会保障へ」を発表しました。
日本はこれから本格的に「人生100年を生きる時代」に突入します。そんな時代を見据えたとき、戦後の高度成長期に形成された今の社会保障制度では、これからの私たちの多様な生き方に対応できないのではないでしょうか。
出典:小泉進次郎オフィシャルブログ
2016年10月26日のブログに記載があります。
「LIFE SHIFT(ライフシフト) 100年時代の人生戦略」の発売日を調べてみました。
発売日:2016年10月21日
2018年10月、厚生労働省は社会保険審議会の年金部会に対し、「厚生労働省推計による長生き見込み」というデータを提示しました。

出典:SankeiBiz 「女性の3人に2人が90歳到達 厚労省推計、65歳迎えれば」
現状65歳まで生きれば、男性4%、女性14%の確率で100歳に到達します。
40年後の推計では、男性6%、女性20%の確率で100歳に到達するものと推測しています。
「人生100年時代」とは、100歳まで生きることがスタンダードなイメージを与えます。
40年後の推計値で見ても、男性6%、女性20%に過ぎません。
100歳まで生きるのは、男性の場合6%であれば希なことと言えます。
この数値を見る限り、「人生100年時代」とは言い過ぎな感があります。
嘘と言われても仕方がないのかも知れません。
男性の平均寿命は、平成29年の簡易生命表によれば約81歳です。
現状は「人生80年時代」です。
人生100年時代との差異は約20年もあります。
数年の違いであれば誤差とも捉えれますが、20年は余りにも違い過ぎます。」(引用ここまで)
自分は、「E-RETIRE 会社を辞めるあなたへ」ブログの分かりやすい記述を読む前から、すぐに、「人生100年時代」はうそ情報だと見破ったぞ。
つまり、「人生100年時代」という、うそ情報を流す目的は、死ぬまで働け、働けなくなったらそこで初めて年金を受け取れ、年金の財源がないのだから。そういう意味だろ。
これ面白いよね。小泉進次郎の学歴は、コロンビア大学大学院政治学部修了なのだから、「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」の原著を読めばいいじゃない?(2026年世界大学ランキングは、コロンビア大学:20位、東京大学:26位。コロンビア大学の実力は、東京大学よりも高いのよ?) それなのに、この本の日本語版が発売されてから、5日後の2016年10月26日の自分のブログに「人生100年を生きる時代」と記載したのね。つまり、彼にはこの本を原著で読んで理解するほどの英語力はない、そのように偽るのには無理がある、そういうことよね。これは、「コロンビア大学大学院政治学部修了はうそ」、つまり、「ほぼ、小泉進次郎は無能」という宣言ではなくって?
それはそうと、通販の健康食品とかで、「人生100年時代」と言いつつ、この商品を買わせようとするのは、これを買えば100歳まで生き残れると消費者を錯覚させているのであり、小泉進次郎の罪は大きく、これらの健康食品には明らかに、そこまでの効果はない。
だって、「厚生労働省推計による長生き見込み」データ以前に、そもそも、103歳まで生きるのは、「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」の記述によれば、2007年(=平成19年)生まれの人間の半分であって、今の高齢者には関係ない話だ。だから、今の高齢者向けに、「人生100年時代」と言って、まるで100歳まで生き残れるみたいな印象を与えつつ、商品を売りつけるという販売方法は「明らかに」詐欺であり、消費者庁は規制すべきだ。しかし、別記事で書いたように、既存の省庁だって当てにならないのに、新しくできた省庁(消費者庁は2009年成立)なんて、各省庁の余剰人員で構成されているに決まっているので、仕事なんかに期待できるわけがないのだ。


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